2022年12月7日、来年の日本T7(Think 7)を運営するアジア開発銀行研究所(ADBI)とオンラインで面会しました。
T7はシンクタンクや研究者で構成されるG7の公式エンゲージメントグループの1つです。日本のG7議長国期間に合わせて、2023年のT7サミットは4月27日(木)・8日(金)に東京で開催されます。
日本T7では、次の4つのタスクフォースを設置し、政策提言に向けた議論を進めるとのことです。また、世界中のシンクタンクに向けてポリシーブリーフの募集がなされています(2023年1月9日締め切り)。
- 開発と経済的繁栄(Development and Economic Prosperity)
- 幸福、環境の持続可能性、公正な移行(Wellbeing, Environmental Sustainability, and Just Transition)
- より良い未来のための科学とデジタル化(Science and Digitalization for a Better Future)
- 平和、安全保障とグローバルガバナンス(Peace, Security, and Global Governance)
T7のアジェンダは、C7のアジェンダとも重なる部分が多く、分野によってエンゲージメントグループ同士で連携していくことを確認しました。
<参考:2023年の日本C7のアジェンダ(設置予定のワーキンググループ)>
- 開かれた社会(Open Societies)
- 人道支援と紛争(Humanitarian Assistance and Conflict)
- 経済的正義と変革(Economic Justice and Transformation)
- 気候と環境正義(Climate and Environmental Justice)
- 国際保健(Global Health)
- 核兵器廃絶(Nuclear Disarmament)
※ワーキンググループの名称は変更される可能性があります。